【プロペシア錠の男性型脱毛症(AGA)への使用について】
男性型脱毛症の治療のためのお薬であるプロペシア錠は、日本においては2005年10月に厚生労働省より承認されております。このお薬は保険診療の対象とならず、診療費ならびにお薬代は全額自己負担となります。
男性型脱毛症の治療のためのお薬であるプロペシア錠は、日本においては2005年10月に厚生労働省より承認されております。このお薬は保険診療の対象とならず、診療費ならびにお薬代は全額自己負担となります。
男性型脱毛症(AGA)は、壮年性脱毛とも呼ばれ、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方あるいは両方から薄くなり、徐々に進行していく状態のことを言います。
たとえば円形脱毛症では、急激に脱毛が進行しますが、 AGAでは徐々に進行していくのが特徴のひとつであり、額の生え際や頭頂部の髪の毛が細く短くなって、うぶ毛の様な十分に育たない髪の毛が多くなり、抜け毛が進行し頭皮が透けて見えるようになります。親、兄弟、祖父母に脱毛症を認めることが多いのもAGAの特徴のひとつです。
プロペシア錠(一般名:フィナステリド)は、男性型脱毛症用薬という薬効に分類されます。AGAの人の頭皮部分に多くあるとされる男性型脱毛症の原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)という物質が作られるのを抑えることで髪の毛の成長する周期を正常化し、抜け毛を抑えます。
(2005年12月14日現在、プロペシア錠は世界60カ国以上で承認され使用されています。)
このお薬は、1日1回の内服を継続することで抜け毛の進行を抑える効果や毛髪状態を改善する効果が期待できる薬剤です。通常、効果が確認できるまで6ヵ月間、毎日1回このお薬を飲み続ける必要があり、効果を持続させるためには継続的に服用することが大切です。日本国内での1年間の臨床試験では、頭頂部の写真評価で半数以上の人に改善が認められています。なお、すべての患者様に効果があるわけではないことをご理解ください。
薬は人によっては、目的の効果以外の望ましくない作用が出る場合もあります。
このお薬では、これまでに重大な副作用の報告はありませんが、ときに勃起力が弱くなったり、性欲減退や精液量の減少などの性機能に関する症状や、胃部不快感などがみられることがあります。副作用は人により程度が異なることもありますし、上記以外の副作用が発現する可能性もあります。服用後に何か気になる症状や気がかりなことがありましたら、すぐに担当医師または薬剤師にお申し出ください。詳しい症状をお聞きし、直ちに適切な処置を行います。
※ 保険外診療のため1ヵ月分、薬代を含め1万円といたします。
あなたの回答内容を、今後も引き続きプロペシア®錠を服用し続けるか否かの判断の参考にさせていただきたいと思います。このチェックシートに回答いただき、ご自身がプロペシア®錠の効果をどのように判断しているかお知らせください。
◎ 上記の質問以外に医師に聞きたいことや伝えたいことなどがある方は、その内容をご記入ください。
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